生き様にこころ震わす会 vol.2坂爪圭吾編~自分をオープンにしている限り人間は死なない。調子に乗ったら即死する~

 

へんてこ書房の象徴的イベント「生き様にこころ震わす会」。

前回の二子渉さんに続く第2回目は、合同会社いばや代表、坂爪圭吾さんでした。

 

坂爪さんは2年前に「ホームをレス」したことをきっかけに「家がなくても人間は生きていけるのか」という実験を開始。SNSで「誰かわたしを泊めてください」と呼び掛けたところ、宿泊場所を提供してくれる人々が続出。その実体験から得た気づきや考察をSNSで発信し続けたところ、今度は全国から講演依頼が。家と職を持たない生活を続けながら、国内だけでなく海外をもフィールドに移動しながら暮らしているというぶっとんだ方。(12/18のイベント時点)

 

実はこの会、聞き手となる我らが団長はビビりまくっていました・・!坂爪さんのイベントに参加したことのある知人から「坂爪さんは答えたくない質問には答えないし、場を和ませようというといったことには興味がない」なんてことを聞いていたから。「やばい、全部答えてもらえなかったらどうしようー!うひゃー!…となってる私をどうぞ見に来てください!」なんて言っていたのです。

 

満員御礼での開催となったこの会、蓋をあけてみれば…!?

さかつめさん4

 

団長の緊張感は伝わってくるものの、空気が凍りつくようなことはなく、和やかに進む会となりました。

坂爪さんの生き方や考えについては、坂爪さんご自身がたくさん言葉を綴られているので、そちらで見て下さい。もう、私が書くまでもなし。>>Blog 『いばや通信』 http://ibaya.hatenablog.com/

 

ですが、それじゃあイベントレポートとしてはあんまりなので、ちょっとだけアンサー形式でお言葉をまとめました。

 

・ 「合同会社いばや」を作ったり、家のない生活をはじめたのはどうして?

―「面白い目に会いたい」と思ったから。「面白い目」とは「想像をこえる目」ということ。「これをやったらどうなるか?」をみている感じ。家がないと生きていけないと思っていたけど、どうにかなっちゃった。

 

・ これからやりたいことはありますか?

―今、特にないです。

(「やりたいこと」=「やっていること」なのだとnamecoは思いました)

 

・ 居場所が欲しいとは思わないですか?

―安らげる場所や人は必要だと思うし、欲しいとも思う。ただ「自分が快適な状態ではない」ことをなんとかしようとはしない、ただその中にいる。

 

・ これからのことを思った時、不安はないですか?

―未来のシミュレーションがないので、不安にはならない。先のことより、今日の宿のことだから。先のことを考えている余裕はないので。

 

・ 幸せを感じる時はどんな時ですか?

―本当に心がきれいだな、という人と出会った時や、自然のなかにいる時。

 

・ 自分自身のことは好きですか?

―その質問、なんか嫌です。好きも嫌いもないし、これしかないんだから。

 

・ 家のない生活を始めた頃と比べて変化したことはありますか?

―他人との比較のレールからおりた。家のない生活をしている人なんていないので、比べようがない。

さかつめさん3

 

参加者がピンときていなそうなら言葉を補ったり、紙に書かれた質問に答えるのではなく「質問した方から直接お聞きしたいです」と提案したりと、人と向き合う丁寧さや、自分の発するものに対する責任のようなものを、私は受け取っていました。

「僕は弱いから一人でいるんだと思います」という言葉が印象的で、「家がない生活」というのは、坂爪さんにとって問いなんだ、と思ったのです。生き方が、問いである。その極端な暮らし方を通して、自分が何を大切にするのか、どう人と関るのか、なぜ生きるのか、という問いを、常に自分にたてている状態なのかもしれない、と。

だからこそ、その問いにいつも向き合い、考えを深めている坂爪さんの言葉は、強く伝わる力持つのでしょう。

 

「生活のために生きている感じがむなしいと思った。いのちのために生きたい。」

そう仰っていました。

 

 

 

syuugou

≪参加者の声≫

 

・坂爪さんは(いい意味で)カラッポなんだと感じました。心の向くまま、これからも生きようと思います。

・いつもブログの言葉に救われています。自分をつくろうことは恥ずかしいなと改めて思いました。つくろわなくても恥ずかしいけど、このままいこうと思いました。

・風通しのいい人、エゴやキコン、それ自体が悪いことでなくて、それもすべて包括する人、そういうイメージです。本当に出会えてよかったです。

・最終的には「生きてればいい」に行きつく。こんがらかってたところがシンプルに通った気がします。それと、「その人のことが好きならば、ずーっと一緒にいなくてもいい」には個人的にすごく共感できました。その人自身がいない時にこそ、その人の存在を深く感じる部分もある。そういう相手が自分にいることが幸せなんでしょう

・自分は所詮自分でしかないと肚を決める勇気が湧いてきました。人がどう思おうと自分を出していいのだと思えました。


 

 

さて、そんな坂爪さんですがこのイベント後、2年弱の家のない生活に終止符を打ち、熱海に拠点を構えておられます。フリーミール(誰もが0円で食事やお菓子や飲み物を楽しむことができる)の『わたり食堂』や循環型図書館の『わたり図書館』を始められ、全国から本や食料が続々とどく、という展開になっているそうな。

何をかくそうイベント以来、私もすっかり坂爪さんのブログの読者になりました。

言葉の重みや、まっすぐさや、言い回しのユーモアや、はじめられようとしていること、大切にされていること、その全てが私のお腹にずーんときて、心がふるふるするのです。「生活のために生きる」ことに流れてしまいそうになった時、「いのちを使う」という生き方の定点に、戻してくれる気がしています。

ぜひ皆さんに、読んでみて欲しいです。そして坂爪さんの存在や活動がいろんな人に届いて、いろんな反応がおきたらいいのに!と思っています。という訳で2度目リンク!ぺたし! >>>いばや通信

以上、へんてこ書き物担当、namecoでしたー!

 

 

*今後のイベント情報はこちら*

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